- 記事担当
- 井上 卓哉(呼吸器内科)
- 大会名
- 第57回日本呼吸器学会学術講演会
- 日程
- 平成29年4月21日~4月23日
2年ぶりに東京国際フォーラムに行ってまいりました。
第57回日本呼吸器学会学術講演会が4月21日から23日の3日間開催され、参加してきました。当医局の呼吸器内科は日程の前後があるものの、全員が参加することが出来ました。呼吸器学会は隔年、同会場で定期的に開催されています。
僕自身に関しては2年前に発表もないのに参加しましたが、昨年は心を入れ替えて発表を行い、今年も昨年に続き22日に発表もしてきました。内容としては、前年度勤めていた坂出市立病院での発表となり、COPDについてのポスター発表をしました。セッションの1番目であり、やや緊張するもおそらく大きな問題もなく無事に発表することが出来ました。
他の日程では教育講演やシンポジウムを中心に拝聴し、ARDSや肺癌治療について主に勉強してきました。肺癌においては治療内容の進歩が近年目覚ましく新規薬剤が次々実臨床に導入されています。メディアでも連日放送されていたニボルマブなどの免疫チェックポイント阻害薬や新規の分子標的治療薬が今後期待されます。これらの医学の進歩にもついていき、目の前の患者さんに最新の医療を提供していきたいと思います。
また、銀座の街並みは刺激的であり、こちらに関しても今後の学会参加の大きなモチベーションとなりました。他の先生方とサラリーマンらしく新橋で食事をして大いに盛り上がりました。
来年は大阪で、2年後には再度東京国際フォーラムで開催される予定です。これからも可能な限り参加し、最新の治験を勉強、提供できるようにしたいと思います。