- 記事担当
- 内田 俊平(血液内科)
- 大会名
- 58th ASH Annual Meeting and Exposition
- 日程
- 2016年12月3日~12月6日
血液内科の内田です。今回は昨年12月にアメリカはサンディエゴで開催されたアメリカ血液学会でポスター発表をさせていただきましたので、簡単にその報告をしたいと思います。
私個人としては2回目のアメリカ血液学会への参加となります。最初の参加は2年前で、初期研修医時代に高松赤十字病院で血液内科をローテートしているときに、指導の先生より是非に行ってきなさいと言っていただいたのがきっかけでした。そのときは発表や教育講演を見るだけでしたが、今回は大学病院でのカテーテル感染症サーベイランスの結果をまとめて、ポスター発表という形で参加させていただきました。口演と違いポスター発表なので、英会話能力はそこまで要求されませんでしたが、それでもこの初めてのイベントに大変緊張したのを今でも覚えています。たくさんの指導の先生に支えていただいて、また一つ経験値が上がったと自分なりに満足でした。
自分の発表も楽しみでしたが、やはり海外学会の醍醐味は、膨大な量の最新の知見を一度に得ることができることだと思います。前回の参加に引き続き、今回も朝から夕方まで、すべての日程を学会場で過ごしていました。学会で得た最新の知見については、後日当科のカンファレンスで共有しています。
2016 ASH Annual Meeting – 日常診療に有益な情報を得られただけでなく、今後の新しい医療についてたくさんの期待をさせてくれた、充実の4日間でした。