No.09 杉原 幸一

私は社会人を経験してから医師になり、
血液・免疫・呼吸器内科に入局しました
膠原病・リウマチ内科杉原 幸一
(香川大学 2018年卒)

私は社会人を経験してから医師になり、血液・免疫・呼吸器内科に入局しました。
入局を決めたポイントは以下の3点でした。

①やりたいことがある

私は内科の中でもじっくり取り組むことのできる診療科を希望し、膠原病・リウマチ内科を選びました。膠原病、免疫学は難しく、関連分野の裾野が広く、治療や基礎研究の進歩が速く、将来の進路と
して考えている初期研修医の先生は多くないかもしれません。しかし、飽きることなく学び続けることができる点、わかりにくい分、身につければそのまま自分の強みになる点は、一生の仕事として考えた場合、大変魅力的な対象だと考えました。

②一緒に働きたい人がいる

私はスーパーポリクリ、初期研修1年目と2年目の合計3回、当科をローテートしました。その際、最も感じたことは、「居心地の良さ」です。困った時にはしっかりフォローしていただける、という安心感の中で、伸び伸びと研修することができました。上級医はご自身の担当に関係なく、誰に何を聞いてもその都度丁寧に答えてくれました。この雰囲気が入局の最大の決め手になりました。

③刺激がある

当科は海外を含めた学会活動が盛んです。外部の勉強会への参加のチャンスも多いです。医師でありながら、病院の外に出る機会に恵まれているという点は、視野が広がるという意味において、当科の魅力の一つだと思います。

お伝えしたいことは以上です。学生、初期研修医の先生が進路を決める際のご参考になれば幸いです。若い先生はもちろん、私のような若くない先生も大歓迎です。お会いできることを楽しみにしています。