No.07 大原　靖弘

　医学部へ入学する前から地元香川県で地域医療をしたいと心に思っておりました。内科の中でも呼吸器内科では、困っている患者さんが多くおられるという現状のなかで香川県では特に呼吸器専門の先生は少なく十分な医療を受けられていないことがあります。その中で少しでも自分がお役に立てればと感じ、呼吸器内科を目指す誘因となりました。

　初期研修医時代では、香川大学血液・免疫・呼吸器内科のたくさんの先生方に御指導いただきました。非常にエビデンスの高い医療を目の当たりにしながら、ひとつひとつ吸収し学べていけたのではないかと感じています。特に、合同カンファレンスでは非常に濃いディスカッションが行われ1人1人の患者さんに対する熱意や様々な角度からの視点をもつ大切さを学びました。

　今回入局して、呼吸器に関することだけではなく全身性疾患にともなう呼吸器疾患など多岐にわたる疾患を経験させていただいています。治療が長期にわたるようなことも多く、患者さんとも親密になれる機会も多く充実した毎日を過ごせています。また、気管支鏡検査や胸腔穿刺など様々な手技にも取り組めます。

　皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。まだまだ至らない点が多いですが、お待ちしております。